テーブル要素上の position:relative が無視されなくなります

公開日: | カテゴリー: CSS

概要

従来、テーブル要素上で指定された position:relative は、CSS2 仕様の中ではその効果が「未定義」とされていたため、Firefox 上では無視される一方、他のブラウザーでは「期待通りに」動作していました。テーブルセル内に絶対配置要素を含めたい場合、<td> 直下に相対配置の <div> 要素を追加することが一般的な回避策として行われていました。

CSS3 仕様の中でその効果が定義されたため、position:relative を受け入れるよう Firefox の実装が変更されました。なお、後方互換のため、上記の回避策は Firefox 24 ESR が 2014 年 10 月中にサポート終了となるまで残しておいた方が良いでしょう。

この変更には、<td> 以外のテーブル要素に position:relative を適用しつつ、何も効果がないことを作者が期待しているページのレイアウトを崩す潜在的な可能性があります。そうした場合、ウェブコンソール は問題の特定を容易にするため警告を表示します。

参考資料