UA 文字列が 64 ビット版 OS 上で 32 ビット版 Firefox が実行されている事実を示さなくなりました

公開日: | カテゴリー: ネットワーキング

概要

これまで Firefox のユーザーエージェント (UA) 文字列は、「WOW64」や「Linux i686 on x86_64」といったように、ユーザーが 64 ビットオペレーティングシステム上で 32 ビット版 Firefox を実行している事実を露呈していました。これは特に Adobe Flash Player とのブラウザー互換性を判別するために必要とされていましたが、現在のプラグインインストーラーには 32 ビット版と 64 ビット版どちらも含まれており、いずれにしても Flash Player は廃止予定となっています

Firefox 69 でこうした追加情報が UA 文字列から削除され、User-Agent HTTP リクエストヘッダーや navigator.userAgentnavigator.platformnavigator.oscpu DOM API では単に「Win64」あるいは「Linux x86_64」と表記されるようになりました。

この変更により、UA フィンガープリンティング要因が削減されるとともに、ユーザーが 32 ビット版 Firefox を使っている場合でも 64 ビット OS には 64 ビット版アプリケーションを配信すべきソフトウェアダウンロードサイトにおける UX の向上が期待されています。

参考資料