Cache-Control 指定時に Pragma ヘッダーが無視されるようになりました

公開日:

カテゴリー: ネットワーキング

リリース: Firefox 80

概要

Firefox では従来、Pragma HTTP/1.0 レスポンスヘッダーが Cache-Control HTTP/1.1 レスポンスヘッダーよりも優先されていました。前者は古い HTTP/1.0 クライアントとの後方互換性のためにしか使われていないにも関わらずです。

Mozilla の開発者が、パフォーマンス改善作業中に、2 つのヘッダー間の矛盾が原因で eBay の一部スタイルシートがキャッシュされていないことを発見しました。つまり、Cache-Control がキャッシュを許容していた一方で Pragma:no-cache がそれを阻害していたのです。同様の問題を防ぐため、Firefox 80 以降では、Cache-Control ヘッダーが指定されていた場合、旧来の Pragma ヘッダーは無視されます。

すべてのモダンブラウザーが HTTP/2 に対応しており、HTTP/3 も近く利用可能になることを踏まえると、おそらくもう Pragma を外しても差し支えないでしょう。

参考資料